東京都港区でインプラント

インプラントを開発・製造するメーカーは世界中で数百社あるといわれています。当院では数あるインプラントメーカーの中から国内はもちろん、海外の歯科医師から高い評価を受けているストローマン社製「ストローマンインプラント」純正品のみを使用しています。

ストローマン社はスイスに本社を置く世界的メーカーであり、インプラント歯科・口腔組織再生におけるグローバルリーダーといわれています。当院ではストローマン社の豊富な臨床データに基づいた「ストローマンインプラントシステム」でのインプラント治療をおこなっています。

ストローマンインプラントは表面処理をSLAと呼ばれる特殊加工がされています。これによりインプラントの表面積が増加し、骨と早期にそして強く結合します。また手術は１回で完了となり（骨造成などの場合は２回）そのため治療期間が比較的に短いインプラント治療といえます。

インプラント治療でもっとも重要なことは、正確な情報を手術前に把握することです。

当院では「３Dコンピューターインプラントシステム」を実施し、CT（メディカルスキャンニング）やシミュレーションソフトガイドにより、正確なデータに基づく安全性の高いインプラント治療をおこなっています。

このインプラントシステムにより、これまでは実際に手術をおこない歯肉を切開しなければ分からなかった骨の厚みや神経・血管の位置など、また埋入するインプラントのサイズまでもが事前にデータとして得ることができるのです。

インプラントシステムで得たデータをもとに「ガイド」と呼ばれるものを作製します。これはCTのデータやシミュレーションソフトによる分析から、インプラントを埋入する部位・角度・サイズなどの情報を反映し作製した手術用マウスピースです。手術の際、このガイドをお口にはめ込み、穴が開いた部分にインプラントを埋入するだけであり、手術時の「人為的ミス」の確率は非常に低いものとなります。

インプラントシステムでの治療は手術時間の短縮となり、骨の少ない難症例にも対応できることが特長です。なにより患者さまの身体的負担を軽減したインプラント治療といえるでしょう。

インプラントを長く使用するために最も大切なことは術後のメンテナンスです。とくに「インプラント周囲炎」という感染症には注意が必要です。

インプラント周囲炎とは、歯周病と同じく歯周病原細菌によって引きおこる病気です。症状は歯周病と類似していますが、自覚症状が少ないものの病気の進行速度は天然歯と比べ10～20倍と非常にはやく、自然治癒することもありません。そのためインプラント治療後は歯科衛生士による定期的なメンテナスをしっかりおこないましょう。

当院でのインプラント術後メンテナンスは、経験を重ねた歯科衛生士が担当します。診査からメンテナンスまでインプラント治療のすべてをお任せください。